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ガスのこと
正しく知って、楽しく使おう!

LPガスってなに?

「LPガス」という言葉は、英語の”Liquefied Petroleum Gas”という言葉に由来しています。

Liquefied=液化された
Petroleum=石油
Gas=ガス

という意味なので、直訳すると”液化された石油ガス”という意味になります。LPガスは石油ガスと呼ばれるガスを冷却・圧縮することにより液化されたガスです。

そのため、私たちの家まで運ばれてくるガスボンベの中には液体のガスが入っています。その液体ガスを、専用のガス機器によって気体に変化させ、ガスとして使用するのが一般的なガス設備です。

「なぜ最後は気体で使うのにわざわざ液体にするの?」
その答えは、液体の方が体積がずっと小さいから。効率よくガスを配達するために、圧縮した液体ガスとして皆様のもとにお届けしているのです。

プロパンガスってなに?

「プロパン」とは、ガスの種類のひとつです(化学記号だとC3H8)。LPガスの中身には、このプロパンをはじめ、他にもブタンなどの液化しやすいガスが含まれています。それらの総称としてLPガスという言葉が使用されているのです。

現在、「プロパンガス」という名前は「LPガス」と同じ意味で使われています。そのため、「LPガス販売店」でも「プロパンガス販売店」でも同じものを販売しています。様々なところで見かける「プロパンガス料金」も「LPガス料金」も同じものの料金を指しています。

LPガス(プロパンガス)の特徴は?

LPガスの成分であるプロパンやブタンは比重が高い、 つまり、LPガスは空気より重いため万が一ガスが漏れた場合、ガスは低い場所に溜まり ます。そのため、LPガス(プロパンガス)を契約している家庭の場合、ガス漏れ探知機は床に近い場所、低い位置にとりつけられています。

またプロパンを主成分とするLPガスは、都市ガスに使用されているメタンを主成分とする天然ガスに比べて熱量が大きいのも特徴的です。実際、都市ガスはそのままだと熱量が低すぎるため、熱量をあげるため主原料のメタンガスに約5%のプロパンガスが混ぜられています。

またご存知の通り、LPガス(プロパンガス)の場合は、ボンベ(タンク)に詰められたガスが、専門の販売店によって直接各契約者へ配達されるのも特徴です。

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